ポリゴンモデリングの主なメリットとデメリット

多角形（または多面体）モデリングは、ビデオゲームやアニメーションスタジオで最も一般的なタイプのモデリングです。

このタイプのモデリングでは、「tris」（三角形）または「polys」（多角形）と呼ばれる小さなコンポーネントから3Dオブジェクトを構築します。

ポリやトリは、完全に平らな形状で、頂点（または点）の位置と接続する辺で定義されます。 

どんな形状の複雑なモデルでも、トリやポリで完全に作り上げることができます。設計者は、より「再現性の高い」デザイン（より滑らかな表面、より多くのディテールなど）を求めて、モデルのポリゴン数を増やすことができます。

ポリゴンモデルの特徴は、精度が重要ではなく、視覚的な表現を重視する用途に適しています。これが、アニメーションスタジオとビデオゲームスタジオがポリゴンモデルをほぼ独占的に使用している理由です。

ハイブリッド・モデリングのプロセス

ハイブリッド・モデリングとは、3Dモデリングの4大要素であるBRep、ポリゴン、ポイントクラウド、ボクセルベースのモデリングの利点を1つのワークフローにまとめたものです。

スペイシャルのCGMのようなソフトウェア開発キットを使用すると、3D開発者は自分のツールセットにハイブリッド・モデリング機能をネイティブに組み込むことができます。これにより、設計者やエンジニアはデータを失うことなく、モデリングタイプをシームレスに行き来することができます。また、エンジニアはBRepファイルで任意のシミュレーションを実行し、その結果をもとにモデルを自動的に微調整することができます。

強力なハイブリッド・モデリング・ソフトウェアは、モデル作成のプロセスを短縮し、エンジニアリングモデルの挙動を粒子ベースでシミュレーションするなど、3Dモデルにありがちなギャップを埋めることができます。